糖尿病内科|オハナ糖尿病内科クリニック

糖尿病内科

糖尿病内科とは

糖尿病内科は、糖尿病をはじめとする生活習慣病の検査や治療を行う診療科目です。当クリニックは、糖尿病などの生活習慣病に関する診療経験が豊富で、長年培ってきた経験をもとに患者さんのお話を聞くなどして、スタッフも交えながら一緒に改善策を考えていく、いわゆるチーム一丸となった診療を行います。

アットホームな雰囲気で親しみやすく

糖尿病を完治させるのは非常に困難ではありますが、血糖値を正常に保つことなどができれば、糖尿病を起因とする様々な合併症を防ぐことができます。しかし、それらの値を常にコントロールし続けるとなると、長期間に渡りますので当院では10年先、20年先も見据え、患者さんお一人お一人に合うオーダーメイド治療を提案していきます。そのため、定期的に通われる患者さんを対象とした診療がメインとなりますので、アットホームな雰囲気を大切に、親しみやすい環境づくりに努めております。
血糖値が高めという方や、家系的に糖尿病が心配な方など、お気軽にご相談にいらしてください。

このような症状の方には受診をお勧めします

  • 健診などで「少し血糖が高め、尿に糖が出ています」などと言われた
  • この頃太ってきた
  • 最近疲れやすい
  • 甘いものが癖になった
  • よく食べるのに痩せる
  • 喉が渇く
  • 尿の回数が多く、量も多い、夜間に何度もトイレにおきる
  • 手足がしびれる
  • 足がむくむ
  • 家系に糖尿病の方がいる
  • など

糖尿病内科の主な対象疾患

糖尿病、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、痛風、肥満症 など

糖尿病について

糖尿病とは、体を動かすエネルギー源であるブドウ糖を細胞がうまく取り込めなくなって、未処理のブドウ糖が血液中にダブついてしまう慢性疾患です。
健常な人であれば、インスリン(血液中のブドウ糖を組織に取り込ませ、血糖値を下げる働きをしているホルモン)がしっかり働き、血中のブドウ糖を細胞に送り込んでエネルギー源にしたり、または脂肪やグリコーゲンといった物質に変えて筋肉や肝臓内に蓄えたりします。糖尿病になると、このインスリン分泌が不足になったり、足りていてもうまく細胞に作用しなくなったりした状態になります。重くなると、血糖コントロールが非常に困難になるほか、合併症も招きやすくなります。

「1型」と「2型」に分類される糖尿病

糖尿病は、「1型」と「2型」に大きく分類されます。
1型糖尿病は、血糖値を下げる働きをしている体内ホルモンの一種であるインスリンを産生する膵臓の細胞(膵β細胞)がある時から壊れていき、インスリンが分泌されなくなってくる疾患をいいます。喉の渇き、多飲・多尿などの症状があり、若年層に発症が多いのが特徴です。ちなみに全糖尿病患者のうち約5%が「1型」です。1型の治療では、インスリンを適切に補充(インスリン治療)します。インスリンの補充によって血糖値をコントロールしていくと、発症前と同様の生活を送ることができます。また現在、インスリン補充以外の治療法としては「膵臓移植」もあります。
一方、2型糖尿病は、生活習慣による影響が強く、加齢や遺伝的要因のほか、食べ過ぎや運動不足、肥満、ストレス、妊娠などが要因となります。日本における糖尿病患者の95%以上は、2型糖尿病です。糖尿病自体を治すのは困難ですが、血糖値を正常に保ち、それと同時に体重や血圧、血中脂質も良好な状態に保てば、糖尿病による合併症、すなわち糖尿病細小血管合併症(網膜症、腎症、神経障害)や大血管障害(冠動脈疾患、脳血管障害、末梢動脈疾患)を起こさずに、あるいは進展を阻止して健康を保持することは十分に可能です。
そのほかの糖尿病としては、他の病気が要因となって起こる2次性糖尿病、妊娠中に起こる軽い糖代謝異常の妊娠糖尿病もあります。

糖尿病の検査とは

糖尿病を診断するにあたっては、血液検査や経口糖負荷試験などによる慢性高血糖の確認、および症状、臨床所見、家族歴、体重歴などを参考にして、医師が総合的に判断します。
また、糖尿病は初期のうちは自覚症状がほとんどありませんので、患者さんの病状を把握するためには血糖やHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)の値を定期的に検査していく必要があります。

HbA1cとは
血糖値が高くなると、ブドウ糖が赤血球中のヘモグロビン(Hb)と結合します。これがHbA1cと呼ばれるもので、血糖値が高ければ高いほど、この値も高くなります。ヘモグロビンの寿命が約4ヵ月であるため、HbA1cは過去1~2ヵ月における血糖の平均的な状態を示すと考えられています。HbA1c値は糖尿病治療において最も大切な管理指標となっており、合併症の進行との関連性も深く、7.0%未満(国際標準値)が一応のコントロールの目安となります。

血糖のコントロールで合併症を予防

糖尿病(2型)を完治させるのは現在の医学では非常に困難です。しかし、血糖値を正常に保ち、同時に体重や血圧、血中脂質も良好な状態に保つことができれば、糖尿病による様々な合併症を起こさずに、あるいは進展を阻止して健康を保持することは十分に可能です。
そして血糖値を正常に保つ上で重要になるのが、継続的な「血糖コントロール」です。医師の指導のもと、まずは食事療法および運動療法を行います。これだけで正常値になる患者さんもいます。糖尿病が進行したケースや食事・運動療法だけでは血糖値がうまく下がらないような場合には、併せて内服薬による治療やインスリン療法(注射により体外からインスリンを補う治療法)を行います。

健康診断・人間ドックで異常、再検査といわれた方へ

健康診断・人間ドックでは、高血圧や糖尿病などの生活習慣病に関する検査が行われます。
当院ではそのような生活習慣病に関する再検査・治療を行っております。

  • 「血糖値が少し高め」と診断された。
  • 「尿に糖がでる。まだ糖尿病ではないが注意が必要」とお話があった方。
  • 「血圧や血糖値に異常・再検査が必要」と言われた。
  • 「メタボリックシンドローム。または予備軍」と診断された。
  • などございましたらお気軽にご相談ください。

生活習慣病の多くは自覚症状がないため再検査や治療をせずに、そのままにされる方もおられますが、早めの予防・治療が大切なのものがほとんどです。

また健康診断・人間ドック時の採血は、空腹時となりますので、初期の糖尿病は見逃されやすい傾向にあります。
長く健康的な生活を送るためにも、必ず再検査や早期治療を行うようにしましょう。

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